逆指値注文とは
逆指値注文とは、「OO円まで値上がりしたら買う」、「OO円まで値下がりしたら売る」というような注文の仕方です。
あらかじめ価格を設定しておくと、その価格をつけたところで自動的に注文を出してくれます。
そのため、ロスカット(損切り)や利益確保の注文などに利用できます。
仕事などで忙しいサラリーマンの方などは、逆指値注文をうまく活用するといいでしょう。
ちなみに逆指値注文は、2種類の執行条件を付けることができます。
1.「逆指値の成行(ST注文)」
逆指値の成行(ST注文)は、相場が指値価格に達したら成行注文を自動的に出す注文方法です。
注文が成行で出されるため、確実に決済ができます。
確実に注文を成立させたい場合や、取引量の多いメジャー通貨で取引をしている場合などでは有効に利用できます。
ただし、成行注文なので、急激な相場変動が発生した場合や、取引量の少ないマイナー通貨の場合には、思いもかけない価格で取引が成立するリスクがあります。
こうしたリスクがあることを認識したうえで、利用するといいでしょう。
2. 逆指値の指値(STL注文)
逆指値の指値(SLT注文)は、相場が指値価格に達したら指値注文を自動的に出す注文方法です。
注文が指値で出されることから、確実に注文が成立するわけではありません。特に、値動きが激しい通貨の場合には、売り場を逃してしまうこともあります。
確実に決済を済ませたい場合には、「逆指値の成行(ST注文)」を利用するといいでしょう。